湘南藤沢徳洲会病院に新卒入職 脳神経外科・泌尿器科病棟に配属
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看護師を目指したきっかけ
お年寄りの方と話すのが好きで看護師になりたいと思いました。幼少期は両親が共働きだったため祖父・祖母といる時間が長く、朝のラジオ体操や近所の高齢の方と話すことが多く、その頃の記憶が色濃く残っていました。また、元々人見知りではありますが、人と話すのが好きで人と関わる仕事がしたいと考えていました。進路を決める際に、母に看護師を勧められ、国家資格も取れることや高齢の方と多く接することが出来るなと思い目指し始めました。大学受験の時に祖父が倒れて入院しました。高齢なこともあり、入院中はせん妄になり暴れてしまうことも多々あったそうですが、病院に行くと看護師が入院中の日常生活の話しや状態など笑顔で丁寧に話してくださりかっこいいなと改めて思いました。
このようなことがきっかけで看護師になろうと思いました。
当院に入職したきっかけ
大学生の頃、毎年1度は友人と湘南に遊びにきており、街の雰囲気や景色が好きで湘南付近で働いてみたいと思い病院を探しました。いくつかの病院見学をさせて頂き、当院が急性期でありながらも人当たりが優しく、看護師同士の仲も良く見えたため入職を決めました。県外に出ることや一人暮らしは初めてだったためとても不安でしたが、病院の食堂があり3食食べられること、職員用に寮を安く貸し出してくれること、近く大きなショッピングモールがあることなど、充実した福利厚生があることも決め手の1つとなりました。元々地元静岡の病院で奨学金を借りており、3年間働けば奨学金がチャラになるという制度があり、そこに就職するつもりでしたが、県外に出たい、知らない土地に住んでみたいと言う思いが強くなり、両親に相談しました。反対されると思っていましたが、母より｢行きたいなら行ってみな｣と行ってもらい、静岡を出る決心が付きました。背中を押してくれた両親には感謝しています。
脳神経外科・泌尿器科病棟
私が所属する病棟は脳神経外科、泌尿器科が併存しており外科の手術が多いため入退院が激しく、毎日とても忙しいです。脳卒中患者さんは意識障害や麻痺が出現し入院される方が多くいらっしゃいます。今までのボディーイメージとの違いに大きなショックを受けていると思いますが、それでも折れずに治療やリハビリに励む姿や、それによって麻痺や意識レベルが改善し、動けるようになっていく姿を見るとやりがいを感じます。
また、自分の病棟の科ではない色々な疾患の患者さんも来るため勉強になります。病棟業務のスピード感に慣れず、悩むことが多く、葛藤の毎日でしたが師長を始め、先輩や後輩が優しく声を掛けてくれて、なんとかやって行けています。さらに、私の病棟では手の空いている人が、他の人の仕事を手伝ったり、忙しい中でもたまにはふざけたり助け合って楽しく仕事ができています。先輩・後輩に関わらず、出来る人が多く、尊敬出来る病棟です。
患者さんの変化を見逃さないために
時間に余裕がある時は患者さんと日常会話を織り交ぜて会話するように意識しています。日常会話をすることで少しでも打ち解けることができれば何か言いにくい症状や悩みを引き出すことができ、結果的にいい看護に繋がるのではないかと考えています。
仕事で日々感じていることは、看護師は患者さんと接することが多い分、変化に一番に気づけることです。容体が悪化してしまうこともありまずが、以前よりも歩行が出来るようになっている。表情が明るくなったなど、ポジティブな面でも変化がわかりやすく、状態が改善していく患者を見ると嬉しい気持ちになります。
オンオフの切り替え
護師は勉強することも多く、プライベートとのバランスは難しいと思いますが、できる限り休みの日には仕事を持ち込まないようにしています。分らない所は帰宅後や休みの日の前日になるべく終らせて、休みの日は好きな服を着て、音楽を聴いて、友人とサウナ・旅行・サウナ・フェスなど思い切り遊ぶようにしています。また、悩みや不安があるときは看護師の友人が近くにいるため話し相手になってもらっています。
目指す看護師像
話しかけやすい看護師を目指しています。上の文でも触れていますが、看護師は患者さんと接することが多い分、患者さんが現在の症状や不安を言いやすい存在でありたいと思います。トイレに行くことや水を取って貰うことなど頼みにくいことが入院患者には多いと思いますが、こんなことで頼んでもいいのかなと思わず、気兼ねなく頼めるような患者との距離が近い看護師になりたいです。
また、今までは先輩方をお手本にしながら仕事してきました。今年で4年目に入り、後輩も多くなってきています。後輩のお手本になれるような看護師になれるよう、日々精進していきたいと思います。
